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H1潤滑油 2022.11.25(Fri)

JAXのH1グリース「ハローガードFG」ってどんな製品?

JAXのH1グリース「ハローガードFG」ってどんな製品?

ハローガードFGは、「スルホン酸カルシウム複合グリース」で、熱・水・高負荷・衝撃荷重から機器を保護し、1製品で様々な箇所に使用できるマルチタイプの万能グリースです。今回は、様々な検証からハローガードFGの特長をお伝えします。

 

スルホン酸カルシウム配合グリースとは

スルホン酸カルシウム配合グリースとは

図1

 

グリースは、粘着の仕方で、摩耗性、極圧性、腐食性が異なります。図1左の通常グリースは、表面に対し縦の配列で保護するため、隙間が発生しやすい状態です。視覚上は、グリースが金属を保護しているように見えますが、ダメージが受けやすくなっています。

 

一方、図1右は、スルホン酸カルシウム配合グリースです。魚の鱗の様な模様で、表面に平行に配列することが分かっています。これにより、優れた障壁と摩耗面が生まれ、非常に高い滴点と広範囲の条件下での優れた機械安定性を付与します。すべての特性は、グリースの構造自体によるものです。

 

テスト:塩水噴霧腐食(噴霧350時間)

 

テスト➀:塩水噴霧腐食(噴霧350時間)

 

左の金属がハローガードFG、右の金属が他社グリースを使用し、塩水を350時間噴霧した結果です。ハローガードFGは、高い耐腐食性を発揮することがわかります。また、食品加工機器において、高温下性能はとても重要です。ベアリングは、焼き付けや調理、荷重、電気モーター、殺菌中の機器で熱を受けることがあります。その熱にグリースが耐えられるかを判断するためには、滴点を使用します。実施した滴点試験の結果では、ハローガードFGは、他社製品と比較し、最大80%長持ちすることも判明しています。

 

用途

ハローガードFG

ハローガードFGシリーズは、ほぼすべての高負荷の食品製造機械用途でのお悩みを解決します。複雑、高負荷、グリース塗布済みのギアやベアリング用途のための理想的なグリースです。また、特に近年の食品および飲料工場に特有の厳しいプロセス、衛生水、化学物質汚染に対応する産業用グリースはほとんどありませんが、ハローガードFGは、優れた耐水性、他のグリースとの互換性、防錆と腐食防止、耐摩耗性と極圧性を備え、これひとつでどの用途にも使える、究極の食品用グリースとしてご使用いただけます。

 

注意点

現在市場に出回っている主流の食品用グリースの大部分と非常に優れた適合性を実現しています。特定の用途に関する質問については、お問い合わせください。

 

まとめ

ハローガードFGは、多くの食品や飲料工場での用途に役立ちます。高負荷ギアやベアリング、全ての耐水性・耐腐食性が必要な食品・飲料機械用に開発されています。食品用グリースとして、フォークトラック、コンベヤー、マテリアルハンドリング装置、プレス、穀物プレス、包装機械などの向上設備に拡張することができます。現在、サンプル400g蛇腹タイプを無料で配布していますまずはお試しで使ってください。

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この記事の監修

椎野 博貴

役職

セールスエクゼクティブ

資格

2級潤滑士
2019年 JAX H1 ANNALYSIS検定 修了
2022年 JAX SALES DIRECTOR PROGRAM 修了

JAX JAPANにて大手食品メーカーや機械メーカーを100社以上担当。潤滑油の使い方をより知るために、米国のJAX本社での研修トレーニングに日本代表として参加。食品業界はもちろん、他業界にも提案を広げ、全体管理とH1潤滑油の国内の拡販推進に携わる。